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卒業後の進路(医学部)

進路

2025年5月1日時点
  2024年度 2023年度
臨床研修医 121名 112名
進学者 0名 0名
その他 13名 10名
卒業生合計 134名 122名
就職率 90.3% 91.8%

臨床研修医研修先内訳


2025年5月1日時点
  2024年度 2023年度
121名 112名
本学附属病院 40名 36名
学外 国立大学病院 9名 5名
公立大学病院 18名 5名
私立大学病院 7名 9名
市中病院他 47名 57名

臨床研修

医師免許を取得したのち、附属病院または
協力型臨床研修病院・施設で研修を実施。
医師としての基礎能力を修得し、将来への足掛かりとします。

 医学部を卒業し、医師免許を取得後は2年間の臨床研修へ。基幹型臨床研修病院である本学附属病院と総合医療センターを中心に、必修診療科と自身が目指す専門分野の診療科等(自由選択)をローテーションで実施。また、研修に専念できるように研修期間中の給与や保険等の処遇も充実させ、卒後臨床研修センターを設置するなどのバックアップを行っています。さらに、臨床研修と基礎研究の両立が可能な基礎研究医プログラム(募集定員:附属病院1 名)が2022年度からスタート。このプログラムでは、臨床研修の到達目標を達成した後、基礎医学系の教室に所属し16~24週基礎研究を行います。また、2024年度のプログラムからは外科重点プログラム(募集定員:附属病院3名)を新設し、将来外科を目指す人に向けた充実したプログラムがスタートしています。加えて、2026年度からは、2年目に医師少数県で24週研修する「広域連携型プログラム(募集定員:附属病院・総合医療センター各1名)」も新設されました。

研修医INTERVIEW(先輩研修医の声)

多角的な医学の視点をもち、他の診療科からも頼られる医師へ。

「臨床研修を終え、放射線科の医師になると決断。次のステップとなる専門研修では、IVR(Interventional Radiology/画像下治療)の部門に入ります。今後究めるのは、CTで撮影された血管造影を見て行う血管内治療。外科手術のように切開をしないため、患者さんへの負担を低減できると期待されています。また放射線科医は、他の診療科から読影を依頼される立場でもあるため、常に適切な所見が述べられるよう、多角的な医学の視点をもっておくことも必要です。働き始めて実感しているのは、疾患を診ると同時に、患者さんという“一人の人”を見ることの大切さです。予後の生活まで考え、どのような治療が最適かを判断する際は、大きな責任が伴います。時に重圧に押しつぶされそうになりますが、それを乗り越えてこそ患者さんに貢献でき、自らもさらに成長できると思っています。」

専門研修

 2018年度導入の新専門医制度では、臨床研修修了後に専門医資格取得を目指す場合、日本専門医機構に認定された専攻医としての研修を受ける必要があります。日本専門医機構が定めた全ての基本領域専門研修プログラムを有する本学は、専門医を目指す全ての方の受け入れが可能で、プログラムによっては専門医資格取得後、サブスペシャリィー(細分化した領域)の資格も取得できます。専攻医研修期間は、その後の医師人生を左右する大事な期間でもあり、各診療科の指導にも熱が入ります。

専門研修支援システム

 専門研修の進捗状況を把握・評価し、問題があれば改善を勧告します。また、順調に専門医資格を取得できるようにサポートチームを結成。経験豊富な教授・診療教授が良き相談相手となって研修を支えます。

大学院

 大学院では、高度な専門知識はもちろん、自らの研究を遂行し、学会や論文でグローバルな発表を行う能力を修得できます。多分野の最先端機器が揃う綜合研究施設や最新鋭の実験動物飼育共同施設を活用した、レベルの高い医学研究が可能です。研究計画から実施、成果発表に至るまで、一連のサポートを行う臨床研究支援センターを設置。医師として勤務しながら学ぶ多忙な社会人大学院生でも、計画的に単位や学位が取得できるよう各種制度も用意しています。自身のキャリア向上や、医学への新たな知見と技術をもたらすべく、多くの先輩たちが大学院で研究に励んでいます。

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