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在学生メッセージ(作業療法学科)
2023年度入学
松山 由依さん
細かな観察があってこそ、患者さんとの向き合い方を正しく判断できる。
実習を経験し、作業療法士は身体機能の回復を支えるだけでなく、リハビリ対象者の生活に彩りを与える役目もあると実感しました。
臨床評価の実習先は、精神科領域の専門病院。そこで学んだのは、細部まで観察する大切さです。
患者さんは趣味などを楽しむ時間になると、20人ほどが同じ部屋に集まります。そこで個々の表情や様子に目を配り、「気軽に話しかけられそう」「今日は一緒に作業ができる」と評価します。
精神科の患者さんには特別な思いをもって接してしまいがちですが、指導者の方から「病名で先入観をもたず、“一人の人”として見ることが大事」とアドバイスされ、その言葉が心に響きました。
実習を通して、まだまだ学ばなければならないことがたくさんあるなと実感。将来は親身に一人ひとりと向き合って、多彩なニーズに応えられる作業療法士になりたいと思っています。