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卒業生インタビュー(理学療法学科)

牧野キャンパスにも、病院と同様の最新器具があり、学生時から触れられたのが良かったです。

理学療法学科 卒業生(2025年3月卒業)
関西医科大学 附属病院 勤務

■なぜ理学療法士に?

幼い頃からスポーツをしており、スポーツ選手を支えられるような仕事に就けたらと思っていました。高校の時に、体の仕組みを理解し、病院やクリニック、スポーツ現場など幅広い場面で活躍できる理学療法士という職業を知り、興味を持ち始めたのがきっかけです。

■関西医科大学を選んだ理由と、4年間在籍した感想は?

大学病院との連携、他の私大同学部より安い学費、医学部・看護学部もあり他職種との関わりがある点が魅力でした。1、2年次は医療の基礎となる骨や筋肉の暗記なども多くて勉強が大変でしたが、3年次の実習や実技系の授業で仕事内容や理学療法士像を実感し、勉強にもより身が入っていったことを覚えています。また牧野キャンパスの学舎にも、病院にあるような様々な最新器具があり、学生のうちから触れられたのが良かったです。また実習時に見たスタッフのリハビリへの姿勢が特に印象に残っています。患者さんを少しでも良くしたいとの思いで取り組む先輩の姿を間近で見たことは、現在の業務にも役立っています。

■就職活動は?

現在の職場である附属病院は、4年次の「総合実習Ⅱ」で7週間行かせていただきました。スタッフのレベルの高さ、確立された教育システム、活発な研究活動などが理由で選びました。実習中の6~7月に一次試験(筆記試験・小論文)、二次試験(面接)を行いました。筆記試験は国家試験過去問を中心に、面接は大学のキャリア相談員のカウンセリングで対策していました。

■国家試験の勉強方法は?

4年次は国家試験だけでなく卒業論文や実習、就職活動などもある中、4年間勉強してきた膨大な範囲をしっかり理解し、対策する必要があります。1年次から毎日の授業を理解し、少しでも勉強の貯金ができれば4年次のゆとりができると思います。また、効率よく記憶するためにグループでの教え合いはとても効果的で、1人での勉強に比べ何倍もの知識を短時間で吸収することができます。教わることも大事ですが、友達に教えることも自身の記憶定着に繋がります。4年次の9月ごろから本格的にグループでの学習を始め、最終的には模試の点数も60~70点アップし、自信をもって国家試験に挑むことができました。

■現在の仕事と今後のキャリアプランは?

現在は、整形疾患をひと通り診られるようにというプランで、整形疾患を中心に診ています。附属病院では1年目の療法士には教育担当の先輩「プリセプター」がつき、業務外のことでも気軽に相談できます。1年目の目標は、整形疾患を1人で診られるようになる、業務をしっかり覚える、基本的な医療知識を身に着けることです。僕は「患者さんの笑顔のために」を一番に考えています。現在の知識や技術では目標には程遠いですが、常に変化する医療の世界で働く者として、日々の自己研鑽を怠らず行いたいと思っています。

■受験生に向けてメッセージを!

受験に向けてとても大変な1年になると思います。僕自身も大変だったことを覚えています。これらを乗り越えた先には皆さんが目標にしてきた大学生活が待っています。たまには息抜きすることも忘れず、この1年だけは試験に向けて少し頑張ってみてください!