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個人情報と権利

個人情報などの取り扱い

 バイオバンク事業に提供されたサンプルや医療情報などのデータは、匿名化システムを用いて個人を特定できない形式に記号化した番号により管理されており、患者さんの個人情報が外部に漏れることは一切ありません。また、万が一、問題が生じたとしてもKMUバイオバンクセンターにはいつでも本学職員が精査、是正することが出来ます。

 なお、サンプルを利用して得られた医学研究の成果は、医学雑誌などに公表されることがありますが、提供者の名前などの個人的な情報はわからないよう記載されますので、プライバシーは守られます。

サンプルと医療情報の保管と廃棄

 ご提供いただいたサンプルと医療情報は、将来、別の研究に利用する可能性や他の研究機関に提供する(二次利用)可能性があります。そのような場合も、あなたの名前など情報を出すようなことは一切ありません。あなたの病状や名前などに関する情報は守られます。二次利用する場合は、改めてその研究計画を対象となる倫理審査委員会において審査し、データ類の扱いも含め、適切な研究計画であるかどうか評価がなされて、必ず研究機関の長の承認を得て、初めて実施されます。また、二次利用の内容についてホームページ等で情報を公開します。このような確認の過程を経ず、勝手に二次利用されることはありません。

 また、KMUバイオバンク事業は、半永続的に運営される予定(5年ごとに更新)ですが、万が一、当センターが閉鎖される場合や災害などでセンターの機能に問題が生じた場合、サンプルの保管場所が不足した場合には、関西医科大学附属病院研究倫理審査委員会とバイオバンクセンター運営委員会の判断を受けた後、保管されているサンプルと医療情報などの廃棄、あるいは適切な機関(KMUバイオバンクセンターの受け皿となる新しい部署)に移譲されます。

知的財産権、経済的利益の帰属

 当センターにサンプルを提供していただく場合、サンプルの所有権は放棄していただくことになりますので、あらかじめご了承ください。また、サンプルを使用した研究によって特許など知的財産権が生じた場合、その権利は研究機関および研究者に帰属し、サンプル提供者には帰属しません。その知的財産権から経済的利益が生じた場合も同様ですので、合わせてご了承ください。

 また、患者さんのサンプルおよび医療情報などを研究者に提供することで発生する利用料・手数料などについてもすべて、研究機関に帰属します。当センターへのサンプル提供で得ることのできる、経済的な利益や権利はありませんのであらかじめご了承ください。

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