MENU

教職員 2016年9月30日

大学院講座第728講開催のお知らせ

大学院講座第728講開催のお知らせ

               大 学 院 講 座 開 催 の 件

大学院講座第728講を下記により開催いたしますので、奮ってご参加ください。

                    記

日 時 : 平成28年10月14日(金)17:00~20:00
場 所 : 枚方学舎1階 第1講義室(※第4講義室から変更になりました)

【第1部】17:00~18:30
題 目 : 医学英語論文抄読会を魅力的にする10のステップ:
   初心者からもできる医学英語論文の効果的な読み方
講 師 : 押味 貴之 先生(日本大学医学部医学教育企画・推進室(医学英語))
司 会 : 中邨 智之 教授(大学院教務部長)

≪内容≫
皆さんの医局では医学英語論文の抄読会でどのような手順を使っていますか?
「抄録部分だけを和訳する」
「本文では英語の少ない図や表だけを確認する」
「統計の部分はよくわからないので飛ばして読む」
といった方が意外と多いのではないでしょうか?また原著論文に関連するeditorial やcorrespondenceといった論文を充分に活用できていない、そもそもeditorial やcorresponceなんか読んだこともないという方も多いのではないでしょうか?

このセミナーでは初心者からでも簡単にできる医学英語論文の効果的な読み方を10のステップに分けて具体的にご紹介します。

~医学英語論文を本当に理解する10のステップ~
ステップ 1: 結論を類推しながらタイトルを確認しよう
ステップ 2: 研究規模を知るために研究グループ名と著者の所属機関を確認しよう
ステップ 3: 結論の真髄を見よう
ステップ 4: Backgroundを見て研究の新奇性・独自性を確認しよう
ステップ 5: Methodsから研究方法を同定し、PICOを用いて仮説を検証しよう
ステップ 6: 比、信頼区間、p値を確認して結果を評価しよう
ステップ 7: 考察部分からパラグラフリーディングスキルを用いて結果の解釈と限界を同定しよう
ステップ 8: Editorialを使って研究領域での論文の価値を同定しよう
ステップ 9: Correspondenceを使って関連する研究を評価しよう
ステップ 10: Conference Reportを使って論文が社会に与える影響を考えよう

この10のステップをしっかりと身につけて医学英語論文を読むと、最小の労力で最大の理解を得ることができます。またこの10のステップを使えば、そのまま医学英語論文を使ってポスター発表や口頭発表の練習をすることもできます。
日常的に「医学英語論文抄読会」を行っている大学院生はもちろん、学部学生、臨床医や研究医の方にも「目から鱗」の内容を盛りだくさんでご用意しております。
多くの皆さんのご参加をお待ちしております。


【第2部】18:30~20:00
題 目 : 医学英語論文書き方の基本:
   アカデミックライティングの基本ルールを理解しよう!
講 師 : 押味 貴之 先生(日本大学医学部医学教育企画・推進室(医学英語))
司 会 : 中邨 智之 教授(大学院教務部長)

≪内容≫
医学英語論文を執筆する際に、「コロン」や「セミコロン」の使い方で悩んだことはありませんか?
また数字に関して、どんな場合にスペルアウトして、どんな場合にアラビア数字を用いるべきか、ネイティブチェックでも意見が分かれたというような経験はありませんか?
この他、単位や記号など、そもそも英語でどのように正しく読み上げていいのかわからない、そんな先生も意外と多いのでは?
そこでこのセミナーでは、そんな「アカデミックライティングの基本ルール 40」をご用意いたしました。
今まで「何となく使ってきたけど厳密なルールは知らなかった」「聞きたくても誰にも聞けなかった」というような医学英語論文の基本ルールを基礎から楽しく学びます。
初心者の方から上級者の方まで楽しめる内容をご用意していますので、是非ご参加ください。

ページの先頭へ