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iPS・幹細胞研究支援センター

センター長挨拶

 人工多能性幹細胞(iPS細胞)や胚性幹細胞(ES細胞)など多能性幹細胞は、ほぼ無限の増殖能と自己複製能を有し、あらゆる組織の細胞に分化することができます。これらヒト由来多能性幹細胞の利用により、再生医療に代表される医療応用はもちろん、ヒト固有の進化的プロセスや発生の遺伝子発現やメカニズムの解明など学術研究の発展につながることが期待されています。さらに、患者由来のiPS細胞(疾患特異的iPS細胞)は疾患研究にイノベーションをもたらしたとされ、それまでは不可能だった患者細胞による疾患モデルの作成と病態研究、さらには創薬研究・治療法開発を実施することを可能としました。
 iPS・幹細胞研究支援センターは、本学におけるヒト由来多能性幹細胞を用いた生命科学研究水準の向上と医学応用への発展を目的に、2019年4月1日に設立されました。
 「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」「ヒトゲノム・遺伝子解析研究に関する倫理指針」「ヒトES細胞の使用に関する指針」等各種指針に基づいた研究計画の立案、患者体細胞からのiPS細胞の作製(疾患特異的iPS細胞)、細胞試料の保存管理、細胞取扱い技術の指導、創薬・病態研究のための基盤技術開発支援などを行います。本学の臨床系・基礎系研究者への支援はもとより、学外他機関との共同研究のために必要とされる研究環境の整備をすすめ、診断・治療に難渋する希少・難治性疾患に対する病態研究、治療法開発を目指した研究を支援します。
 本センターの培養室はHEPAフィルターを搭載した清浄度の高いクリーンルーム仕様で、貴重なヒト由来細胞株を培養するために適した空調管理がなされています。細胞培養用CO2/マルチガスインキュベーターは、培養室前室に設けられた半自動切替式のガス供給装置により適切な濃度管理をされています。細胞は、ヒト細胞株専用の−150度フリーザーと液体窒素凍結保存容器により保存されています。セルソーター、各種遺伝子導入装置、オールインワン蛍光顕微鏡など幹細胞研究を実施するために必要な装置が設置されています。一般的な培養室に比べ高い清潔度を保つ当センターの培養室は、再生医療のための細胞プロセッシング室(Cell Processing Center : CPC)の利用者に対する前段階の導入施設としても位置づけられます。
 本学におけるヒト多能性幹細胞の高度で良質な研究の促進を推進し、医療と学術研究のさらなる発展に寄与できるよう尽力して参ります。

センター長    六車 恵子

業務内容

  • iPS細胞樹立支援
  • 細胞品質管理、細胞保管
  • 研究計画作成支援
  • 初心者のための培養技術指導
  • 幹細胞研究のための技術支援
  • 創薬・病態研究の基盤技術開発支援

問い合わせ先

iPS・幹細胞研究支援センター
〒573-1010
大阪府枚方市新町二丁目5番1号 学舎11階1117号室
TEL: 072-804-0101(代表)

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