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内科学第三

日本人に多い消化器疾患には上部消化管、下部消化管、肝臓、胆道、膵臓疾患などが挙げられますが、当教室ではこれら全ての領域をカバーする最先端の医療を実施し、併せて教育と研究も行っています。大学病院の使命は最先端の医療を最新の研究成果に基づいて行う点にあり、サイエンスとしての医学とアートとしての医療技術をいかに統合していくかが大きな課題となります。当教室では “炎症と発癌”をキーワードにこの課題に取り組んでいます。上部消化管では、ヘリコバクターピロリ感染と消化性潰瘍、胃癌、悪性リンパ腫など、下部消化管では大腸癌や炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎・クローン病)を、肝臓疾患では自己免疫性肝疾患、ウイルス性肝疾患、肝臓癌を、胆膵疾患では重症急性膵炎、慢性膵炎、自己免疫性膵炎、膵癌、胆石・胆管炎、胆道癌などを主な対象として、新規診断法、内視鏡や化学療法を中心とした治療、さらに病因・病態に関する研究や多施設協同研究による臨床研究・治験などを行っています。医療技術の面だけではなく、教室員の“和”を重んじ、また患者様に「安らぎ」を得て頂けるよう、専門性を発揮しつつ全人的診療の実践を目指して努力しています。

消化器疾患全ての領域をカバーする最先端の医療を実施し、併せて教育と研究も行っています

日本人に多い消化器疾患には上部消化管、下部消化管、肝臓、胆道、膵臓疾患などが挙げられますが、これら全ての領域をカバーする最先端の医療を実施し、併せて教育と研究も行っています。大学病院の使命は最先端の医療を最新の研究成果に基づいて行う点にあり、サイエンスとしての医学とアートとしての医療技術をいかに統合していくかが大きな課題となります。教室では “炎症と発癌” をキーワードにこの課題に取り組んでいます。上部消化管では、ヘリコバクターピロリ感染と消化性潰瘍、胃癌、悪性リンパ腫など、下部消化管では大腸癌や炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎・クローン病)を、肝臓疾患では自己免疫性肝疾患、ウイルス性肝疾患、肝臓癌を、胆膵疾患では急性・慢性膵炎、自己免疫性膵炎、膵癌、胆石・胆管炎、胆道癌などを主な対象として、新規診断法、内視鏡や化学療法を中心とした治療、さらに病因・病態に関する研究や多施設協同研究による臨床研究・治験などを行っています。医療技術の面だけではなく、和を重んじ、専門性を発揮しつつ安心安全な全人的医療の実践を目指して努力しています。

現在の研究テーマ

現在の研究テーマ

ピロリ菌感染による胃炎発症機序、消化管粘膜上皮再生と幹細胞、炎症性腸疾患における病態解明と新規治療法の開発、肝線維化・肝発癌・自己免疫性肝疾患の機序の解明、肝癌局所治療の開発、自己免疫性膵炎・IgG4関連疾患における診断と治療法の開発と病因病態の解明に関する研究

 上部消化管では、ピロリ菌感染による胃炎発症メカニズムについて、動物モデルを用いてピロリ菌感染における宿主免疫反応を中心に解析を進めています。抗酸化物質を用いた粘膜傷害の治療効果について検討を行っています。また胃癌や胃食道逆流症に対する臨床研究にも力を入れています。
 小腸下部消化管では、豊富な症例にもとづき、炎症性腸疾患(クローン病や潰瘍性大腸炎)、原因不明の小腸潰瘍、NSAIDs小腸病変などの病態解明と新規治療法の開発を目指して研究を行っています。厚生労働科学研究・難治性疾患克服研究事業「難治性炎症性腸管障害に関する調査研究」、「炎症性腸疾患の画期的治療法に関する臨床研究」の分担あるいは主任研究者として、ドラッグデリバリーシステム(DDS)などの新しい治療法の開発にも取り組んでいます。腸炎発症における腸内細菌と自然免疫の関与について動物実験モデルを用いて検討を行っています。NSAIDなど様々な原因による腸管粘膜傷害時の粘膜上皮再生について腸管幹細胞の視点から研究を進めています。さらに、大腸ポリープから大腸癌への発癌機能についてMicrosatellite instability(MSI)の点から臨床検体を用いて研究を進めています。
 肝では肝線維化、肝発癌あるいは自己免疫性肝疾患の機序の解明、肝癌局所治療の開発の他、各種肝疾患の臨床データを用いた情報発信とともに新薬治験にも積極的に参加し最新情報の取得にも努めています。
 胆道では、「胆道・膵臓疾患に対する内視鏡的生検法、細胞診断法」、「肝門部胆管狭窄に対する内視鏡ステント留置法」、「術後再建腸管症例の胆道疾患に対するダブルバルーン内視鏡を用いたERCP」、「切除不能膵癌に対するステント治療」、他施設共同研究として「切除不能中下部胆管閉塞に対するステント治療」などがあります。
 膵では膵癌、急性膵炎、慢性膵炎、自己免疫性膵炎など、各種膵疾患の診断基準やガイドラインの作成に参加しています。特に、難病である自己免疫性膵炎およびIgG4関連疾患の発症機序・IgG4産生のメカニズムの解明について基礎的・臨床的に研究しています。特に、厚労省難治性疾患克服研究事業「難治性膵疾患に関する調査研究」、{IgG4関連疾患に関する調査や診断と治療の開発研究」、あるいはAMED「IgG4関連疾患の新規バイオマーカーと治療ターゲット開発に関する研究」には研究代表者あるいは分担研究者として参加しています。動物モデル・臨床検体を用いた自然免疫系や獲得免疫系における免疫異常の解析や遺伝子異常に関する研究を行っており、制御性T細胞や制御性B細胞、M2マクロファージ、好塩基球、Toll like receptor(TLR)、接着因子関連遺伝子(Mst1)との関連性に関する研究では、多くの成果を発表し、これまで国内外の学会で多くの賞を受賞し、臨床・研究共にこの分野では世界的なレベルに立っているといえます。

連絡先

〒573-1010 枚方市新町二丁目5番1号
関西医科大学 内科学第三講座
電話 072-804-2757,072-804-2522
FAX 072-804-2061

関連

医学部 内科学第三講座 (消化器肝臓内科)
大学院医学研究科 医科学専攻 消化器内科学

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