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学部・大学院

在宅看護学領域

いのちと健康を守り、安心できる暮らしを支える『在宅看護』

■領域概要

 地域包括ケアの深化・推進、そして地域共生社会の実現へと、在宅看護を取り巻く社会環境は目まぐるしい変化と発展を遂げています。親しみがある地域、住み慣れた自宅で、日々の暮らしとともに療養生活を送る人々とそのご家族に関わる看護職は、専門的見地から、医療と生活の両面からアプローチでき、それぞれをつなぐ架け橋としての役割を担っており、その活動の場はますます拡がり続けています。

 学部では、コミュニティからとらえる看護を重視し、人々の生活に根ざした看護を実践的に学べることが特色のひとつです。1年次から、専門科目の概論に相当する「在宅生活看護学」を学び、2年次には各論、技術演習、実習へと、早い段階から生活を見据えた看護を体系的に学ぶカリキュラムとなっています。

 大学院では、高度実践看護師コース(CNSコース)を設置しています。2020年3月に、第一期生から初の修了生が誕生したところです。訪問看護はもとより、医療機関の入退院支援部門や外来等、在宅療養移行期においても、その専門性を発揮できる在宅看護専門看護師の養成に力を注いでいます。

李錦純准教授

 「為せば成る、為さねば成らぬ何事も、成らぬは人の為さぬなりけり」(上杉鷹山)。

 多様化・複雑化していく社会構造の変化に対応するには、新たな未来を創造し変革していく自由な発想と、挑戦し続ける強い意志と行動力が求められます。在宅看護を取り巻く課題は山積していますが、強い意志を持って挑めば必ず成就するといった「やる気」を引き出し後押しする教育を大切にしたいと思います。

 研究活動は主に、多文化社会における在宅ケア、中山間地域における地域包括ケアシステム、在宅療養移行支援について、継続的に取り組んでいます。また、国際地域看護研究会(年6回)を主宰しており、学術的交流や学会での自由集会およびセミナーの企画運営など、精力的に活動しています。

武ユカリ講師

 臨床で訪問看護師として勤務していた時、療養者さんとご家族それぞれの個性豊かな人生に触れ、様々なことを教えていただきました。そして、日々悩みながら療養者さんとご家族に真摯に向きあい、懸命にケアすることの大切さを、訪問看護の先輩方から学びました。

 現在の研究テーマは、在宅看護学の領域での対応困難事例、暴力のKYT(危険予知トレーニング)、職場安全、倫理的課題です。療養者さんとご家族のQOL向上と在宅看護のケアの充実を図れるよう、研究・教育に取り組んでいます。本領域に関心のある学生、院生と一緒に研究できることを楽しみにしています。

山本大祐助教

 「『訪問看護』のお陰で安心して家で暮らしていける」という声を、訪問看護を利用された方からよく聞きます。在宅看護には、看護の「魅力」と「醍醐味」が詰まっています。そんな看護の魅力が詰まった在宅看護を多くの方(学生)に知って欲しいし、触れて欲しいです。きっと「看護の凄さ」を知って、ワクワクすることでしょう。

 研究活動としては、中山間地域における看護職のネットワーク構築や看取り支援における看護職の役割について探究しています。また、災害支援ナースとして活動や研究にも携わっています。

髙橋芙沙子助教

 自宅や住み慣れた地域での生活は、人が生きることの根幹であると思います。健康課題を持ちながら自宅や地域で生活される人々を、家族も含めて支える在宅看護では、個別のケアのみならず、大きな社会システムの中で生活する人々として捉え支援する視点が求められます。自ら考え行動を起こす、看護師の力を存分に発揮できる無限の可能性を秘めた領域です。

 研究活動は、認知症を持つ人の在宅療養やその家族支援、地域の中での看護師連携、多職種連携の推進などに取り組んでいます。

中里祥子助教

 在宅看護は療養者さんやご家族が普段生活をしているご自宅が看護実践の場となります。看護技術の実践だけではなく、多職種との連携・調整をすることによって人の生きる力や希望を支え、安心した療養生活を送るために果たす役割は黒子のような面もありながらも、大変大きいものであると思います。病院での看護とはまた違った魅力が感じられることでしょう。

 研究活動は、主に在日外国人に対する支援について取り組んでいます。日本と開発途上国で保健師として活動した経験から、地域で暮らす外国人の方々が健康で安心した生活を送れるようなお手伝いができればと思っています。

■領域での活動内容紹介

在宅看護専門看護師を招いた講義の実施(学部2年生)

講義(修士課程)の一コマ

大学院生(修士・博士)と修了生及び教員が参加する在宅ゼミの定期開催

一般市民を対象とした健康セミナーの実施

訪問看護師版 暴力の危険予知トレーニング場面集の作成(武講師)

連絡先

■看護学部
〒573-1004 枚方市新町2-2-2
関西医科大学 看護学部
TEL 072-804-0101(代表)


■看護学研究科
〒573-1004 大阪府枚方市新町2-2-2
関西医科大学 大学院 看護学研究科
TEL 072-804-0205、072-804-0207(事務室直通)
E-mail nursing@hirakata.kmu.ac.jp (事務室代表)

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