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学部・大学院

精神看護学領域

すべての人のメンタルヘルス支援を含む『精神保健看護』

■領域概要

 関西医科大学看護学部そして大学院の看護学研究科における精神看護学領域は、統合失調症やうつ病などの疾患を抱えた対象の看護を扱う狭義の精神看護ではなく、すべての人のメンタルヘルス支援を含む『精神保健看護』という広義の領域を意味します。

 2018年9月現在、教授と助教の2名体制です。博士前期課程では、将来、精神看護の専門看護師(CNS:Certified Nurse Specialist)になることを目指して2名の院生が在籍しています。精神看護の中でも『リエゾン精神看護』を専門的に学ぶことができます。

研究テーマは幅広く、その一部を紹介します。


  1. Wellness Recovery Action Plan (WRAP)の研究
  2.  WRAPとは元気回復行動プランと呼ばれています。毎日健康や元気でいるために、日頃自分が出来る工夫を上手に使いこなすタイミングを教えてくれるシステムです。精神障害の有無にかかわらず、どんな人にも役立つものです。

  3. 精神疾患患者から看護師への暴力を予防するための取り組み
  4.  暴力を受けた際に記載する報告書を収集し、暴力発生状況を分析することで暴力予防策を検討しています。

  5. 精神疾患患者の“幸せ”を支援するための研究
  6.  患者自身が望む“幸せな生活”を支援するために、病院と地域の看護をつなげる連携方法について研究しています。また、患者の支援として、アロマセラピーを現場に活用できるのか、その有効性を検討しています。

  7. ICT機器を用いた認知症患者の行動分析
  8.  患者の行動を、客観的な行動指標を用いて評価することで、それまで見えなかった行動が分かってきました。現場へその結果をフィードバックすることで、患者ケアを充実させるための足掛かりとしています。


三木明子教授

 専門分野は、産業精神保健、精神保健看護です。「看護師の職業性ストレスとメンタルヘルス」「メンタルヘルス不調者への支援」「職員間のパワーハラスメント防止策」「院内暴力対策」「医療機関や在宅ケアにおける患者や家族からの暴力・ハラスメントの実態とその対応」「惨事ストレスケア」を研究しています。

 私自身、大学院生の時から同じ研究テーマを継続してきました。そのため、学生の関心のある研究テーマを大切にし、手厚く指導しています。研究テーマはシビアな内容ですが、領域の雰囲気は明るく楽しいです。精神看護学の実践や研究に興味のある方を、心よりお待ちしております。ぜひ本学で、一緒に学び、探究していきましょう。

的場圭助教

 精神看護の分野では、精神障がいのある人たちの症状からの回復だけを目指すのではなく、症状や障害があったとしても、自分らしく充実した生活を目指すプロセスとしての「リカバリー」という考え方が広がっています。現在、このリカバリーをテーマに、精神保健医療の専門職の方々のリカバリー支援の経験について研究をしています。

 精神看護学領域には、多様な経験と研究テーマを持った教員と院生がいます。精神科での看護に限らず、精神看護に関心のある方をお待ちしております。

連絡先

■看護学部
〒573-1004 枚方市新町2-2-2
関西医科大学 看護学部
TEL 072-804-0101(代表)


■看護学研究科
〒573-1004 大阪府枚方市新町2-2-2
関西医科大学 大学院 看護学研究科
TEL 072-804-0205、072-804-0207(事務室直通)
E-mail nursing@hirakata.kmu.ac.jp (事務室代表)

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