- HOME
- 学部・大学院
- リハビリテーション学部
- 研究情報を更新しました
研究情報を更新しました
市橋教授の論文が IEEE Sensors Lettersに採択されました
Detection of Weak Muscle Fatigue Using Bioimpedance Spectroscopy Based on Current Concentration
(生体インピーダンス分光法の電流集中による低強度筋疲労の検出)
IEEE Sensors Letters
研究の概要:
低強度筋運動は高強度筋運動に比べ安全性が高く、幅広い年齢層の健康増進に有効である。しかし、低強度筋運動での生理学的変化は小さく、疲労度合いの評価は困難である。本研究では、生体電気インピーダンス(BI)変化の検知感度を高め、低強度筋運動の疲労筋を評価する手法を検討した。まず、大腿部における電流注入電極間隔と電流集中の関係を電磁界解析で明らかにした。次に、低強度の膝伸展運動を行い、BIの変化を評価した。結果、電極間隔を狭めて疲労筋に電流を集中させた場合、BIから算出される細胞外液抵抗(RECW)は運動により有意に低下した。一方、電極間隔を広げて均一電流とした場合、RECWに有意な変化は認められなかった。以上より、疲労筋への電流集中は、低強度運動における筋疲労の検出感度を高め、運動の筋への影響を評価するための信頼性の高いアプローチであることが示唆された。
(生体インピーダンス分光法の電流集中による低強度筋疲労の検出)
IEEE Sensors Letters
Masaya Ishida,Masashi Taniguchi, Zimin Wang, Tetsuya Hirono, Toru Hamasaki, Takashi Katsuno,Noriaki Ichihasi
研究の概要:
低強度筋運動は高強度筋運動に比べ安全性が高く、幅広い年齢層の健康増進に有効である。しかし、低強度筋運動での生理学的変化は小さく、疲労度合いの評価は困難である。本研究では、生体電気インピーダンス(BI)変化の検知感度を高め、低強度筋運動の疲労筋を評価する手法を検討した。まず、大腿部における電流注入電極間隔と電流集中の関係を電磁界解析で明らかにした。次に、低強度の膝伸展運動を行い、BIの変化を評価した。結果、電極間隔を狭めて疲労筋に電流を集中させた場合、BIから算出される細胞外液抵抗(RECW)は運動により有意に低下した。一方、電極間隔を広げて均一電流とした場合、RECWに有意な変化は認められなかった。以上より、疲労筋への電流集中は、低強度運動における筋疲労の検出感度を高め、運動の筋への影響を評価するための信頼性の高いアプローチであることが示唆された。
SHARE