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研究情報を更新しました
脇田助教の論文がTop Cited Article 2022-2023に認定されました
2022年~2023年の2年間で被引用回数の多い論文(当該雑誌のTop10)に対して認定されるものです
Longitudinal effects of physical exercise on health‐related outcomes based on frailty status in community‐dwelling older adults
(地域在住高齢者における運動療法の縦断的な効果はfrailty statusによって異なる)
Geriatrics & Gerontology International
Wakida M, Asai T, Kubota R, Kuwabara T, Fukumoto Y, Sato H, Nakano J, Mori K, Ikezoe T, Hase K
研究の概要:
概要:高齢者に対する運動療法の有効性は数多く報告されていますが、これまでの研究は運動療法の種類による効果の違いを検証したものがほとんどであり、身体フレイル(虚弱)の有無によって効果が縦断的に異なるかについては不明でした。
本研究では、本学の香里病院の通所リハビリテーション(関医デイケアセンター・香里)の臨床データを用いて、開始時のフレイルの有無によって1年間の運動療法の効果に違いがあるかを検討しました。
その結果、身体的フレイルを有する高齢者では、体重や歩行速度において運動療法による利得が長期的にも健常高齢者より大きいことが明らかになりました。本結果は、高齢者の介護予防、要介護状態からの脱却において運動療法が重要であることを示しています。
本研究では、本学の香里病院の通所リハビリテーション(関医デイケアセンター・香里)の臨床データを用いて、開始時のフレイルの有無によって1年間の運動療法の効果に違いがあるかを検討しました。
その結果、身体的フレイルを有する高齢者では、体重や歩行速度において運動療法による利得が長期的にも健常高齢者より大きいことが明らかになりました。本結果は、高齢者の介護予防、要介護状態からの脱却において運動療法が重要であることを示しています。
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