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学部・大学院

学部長挨拶

 国際社会や地域社会に貢献できる医師を目指す若人を歓迎します

 本学医学部の歴史は、昭和3年(1928年)に創設された大阪女子高等医学専門学校に遡ります。昭和29年(1954年)の男女共学化とともに関西医科大学に改称し、今日までに95年の歴史を刻んでいます。この間、建学の精神である「慈仁心鏡」すなわち、患者さんへの思いやりや優しさを基本とする医療人を数多く育成してきました。これまでに卒業生数は9,000人近くに及び、様々な分野で活躍しています。

 本学は、英国の高等教育専門誌「タイムズ・ハイアー・エデュケーション(THE)」による世界大学ランキング2023で国内の私立大学で1位になりました。医師に求められる知識・技術・資質を入学から卒業、そして医師研修へとシームレスに一貫して学習する本学の教育システムが高く評価されたものと考えています。例えば教育指導体制については、教育センターを設置し、複数の専任教員が1年次から学習到達度をきめ細かく評価し、学業成績に応じた個別指導を行っています。 さらに全学生を対象にメンター制度を取り入れ、勉学の進め方や大学生活での悩みについて、豊富な知識と社会経験を有する先輩医師や基礎系教員が親身に相談に乗っています。教育環境面ではICT化を推進し、遠隔授業やオンライン学習を活用した対面授業を充実させています。また1学年から6学年まで、患者さんと接触する様々な臨床実習の機会を用意しているほか、国際的視野を身につけるための海外留学制度を用意し、希望者は6学年時に約1か月間、本学と国際交流協定を締結している欧米や東南アジアの大学に留学できます。

 本学は、豊かな感性と教養を持ち、医学・医療の進歩に努め、生涯にわたり国際社会や地域社会に貢献できる医師を目指す学生を歓迎します。

医学部長(副学長兼任)
金子 一成

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