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学部・大学院

研究情報を更新しました

福元准教授と山縣助教の共著論文が国際学術誌「Journal of Orthopaedic Science」に受理されました

Reliability and validity of quantitative ultrasound for evaluating patellar alignment: A pilot study
(膝蓋骨アライメントを評価するための超音波の信頼性と妥当性)

Journal of Orthopaedic Science

Asayama A, Taniguchi M, Yagi M,  Fukumoto Y, Hirono T, Yamagata M, Nakai R, Ichihashi N.


研究の概要
背景:膝蓋骨の外側変位や外側傾斜によって膝関節(膝蓋大腿関節)に痛みを生じますが、これらを評価するにはCTやMRIが必要となり被曝や費用などの問題が出てきます。本研究では、超音波診断装置によって簡単に膝蓋骨位置を評価できるかを調査しました。
方法:若年者を対象に、超音波診断装置とMRIを用いて様々な方法で膝蓋骨の位置を評価しました。
結果:膝関節の外側変位については、膝関節外側から撮像した超音波画像を用いることでMRIと類似した評価結果が得られ、膝蓋骨の外側傾斜については、膝関節の内側と外側から2枚の超音波画像を撮像することで評価可能であることがわかりました。
結論:超音波診断装置によって非侵襲的かつ簡便に膝蓋骨の位置を評価する方法が確立されました。

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