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学部・大学院

研究情報を更新しました

福元准教授と山縣助教の共著論文が国際学術誌「Clinical Biomechanics」に受理されました

Examination of knee extensor and valgus moment arms of the patellar tendon in older individuals with and without knee osteoarthritis
(変形性膝関節症患者と健常な高齢者における、膝関節伸展筋と膝蓋腱の外反モーメントアーム長に関する調査)


Clinical Biomechanics

Taniguchi M, Asayama A, Yagi M, Fukumoto Y, Hirono T, Yamagata M, Nakai R, Kobayashi M, Ichihashi N


研究の概要:

筋肉の量だけでなくモーメントアームもまた関節トルクの発揮に関与する要因です。
健常な高齢者と疾患を有した患者における筋量減少(筋萎縮)に着目した研究は数多くありますが、モーメントアーム長に関連する因子ついては十分な検討がなされていません。
そこで、本研究では、43名の健常高齢者および36名の変形性膝関節症(膝OA)患者を対象として、MRIを用いて大腿四頭筋のモーメントアームを計測し、モーメントアーム長に及ぼす因子を調査しました。
その結果、健常高齢者の膝伸展モーメントアーム長には大腿骨の幅や膝蓋骨低位が関連したのに対し、膝OA患者では大腿骨の幅に加えてOAの重症度、大腿四頭筋量の減少が関連しました。
この結果は、膝OA患者における大腿四頭筋の筋萎縮はモーメントアーム長の減少に関連することを示唆しています。今後の研究では、大腿四頭筋の筋量改善(筋肥大)によって、モーメントアーム長が改善するかを検証する必要があります。

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