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研究情報を更新しました

市橋教授と八木講師の共著 論文が「Clinical Anatomy」に採択されました

Contraction of the deep hip muscles contributes to hip capsulo-ligamentous complex tension in vivo
深層股関節周囲筋の収縮は生体内において股関節の関節包・靭帯複合体の緊張に寄与する)

Clinical Anatomy

Hikari Itsuda, Masahide Yagi, Hiroshige Tateuchi, Haruka Sakata, Zimin Wang, Subaru Hyakutake, Noriaki Ichihashi

研究の概要:
股関節前方では、特にiliocapsularisや大腿直筋反回頭、小殿筋が関節包に直接付着するという解剖学的特徴から、筋収縮によって関節包靱帯の張力を増加させることで、股関節前方の安定性に寄与していると示唆されています。しかし、これらの筋が実際に生体内で関節包靱帯の張力を増加させる作用があるかは明らかではありません。本研究の目的は、1)股関節深層筋の筋収縮により、関節包靱帯の張力が変化するか、2)その変化にはどの筋の影響が大きいかを明らかにすることです。健常若年者28名を対象とし、ベッド上背臥位における安静条件と等尺性股関節屈曲・外転・内転・膝伸展筋力発揮課題中(最大筋力の20%の負荷量)における関節包靱帯、iliocapsularis、大腿直筋、小殿筋の弾性率を、超音波診断装置せん断波エラストグラフィ機能を用いて計測しました。その結果、関節包靱帯の張力が股関節外転方向への筋収縮で増加することが明らかとなりました。これは、筋–関節包靱帯間の張力伝達を意味し、その張力伝達にはiliocapsularisが重要な役割を担っている可能性が示唆されました。

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