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学部・大学院

耳鼻咽喉科・頭頸部外科学

教育目標

耳鼻咽喉科・頭頸部外学領域ならびにアレルギー学・免疫を理解し、臨床サンプルや疾患マウスモデルを通じて広く疾患形成のメカニズムについ把握する。研究必要なデータ収 集および解析をこない、自主的に実験計画立案するとが出来る能力を養う。また研究で習得した知識、技術理論的思考力を臨床にフィードバックし、疾患の解明と新しい治療戦略を開発することが出来る臨床研究医の育成を目指す。

到達目標

1.耳科学領域、上気道(鼻・副鼻腔、口腔、咽頭)と下気道、頭頸部外科学領域の解剖学的構造と機能的役割を理解する。
2.ヒトの臨床サンプルの取り扱いとその解析法、臨床研究の倫理観を習得する。
3.動物愛護に基づいた動物の取り扱い、疾患マウスモデルの作製とその解析を習得する。
4.ヒト、動物サンプルを解析するための基本的な分子生物学的手法(PCR、western blotting法、ELISA 法、FCM 解析、細胞分離法、組織標本作成、顕微鏡操作、核医学検査を用いた手法など)を習得する。
5.原著英語論文を読解し、必要な理論や過去に明らかになった事柄を理解する。
6.統計学的手法を用いて実験データを客観的に評価し、研究内容を適切にプレゼンテーションする能力や英語論文を作成する能力を確立する。
7.国外の共同研究や国際学会発表を通じて国際的感覚を習得する。
8.当該研究室だけでなく、学内外の研究者と協調して研究ができる。
9.倫理規定や危険物の廃棄などの法令に従った研究を立案し、遂行することができる。
10.研究に使用したサンプルの管理や研究データの管理方法(記載、保存法)を習得する。

主な研究課題

1.老人性難聴の 予防法の確立
2.甲状腺腫瘍に対する新しい治療法の確立
3.ヒト唾液腺腫瘍の悪性化メカニズムの検討解析
4.アレルギー性鼻炎や喘息 のマウスモデルを用いた 上・下 気道炎症のメカニズムの解析
5.新しい疾患 (①慢性副鼻腔炎 、② 唾液腺がん )マウスモデルの確立
6.好酸球の機能的役割の検討
7.ナビゲーションシステムと手術教育の開発
8.舌下免疫療法治療のメカニズムの解明
9.好酸球性気道炎症に対する新しい吸入療法の開発
10.口腔アレルギー症候群のメカニズムの解明

現在の研究テーマ

連絡先

〒573-1010 枚方市新町二丁目5番1号
関西医科大学 耳鼻咽喉科・頭頸部外科学講座
電話 教授室 072-804-2767
研究室 072-804-2462
FAX 072-804-2069

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