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研究情報を更新しました
森講師・中條助教・脇田講師の共著論文が国際学術誌「Annals of Biomedical Engineering」に採択されました
Identification of Gait Patterns Associated with Paretic Propulsion and Velocity in Community-Dwelling Individuals with Stroke: A Multicenter Retrospective Study
(脳卒中後地域在住者における麻痺側推進力および歩行速度に関連する歩行パターンの同定:多施設後ろ向き研究)
Annals of Biomedical Engineering
Naoto Mano, Kimihiko Mori, Takayuki Kuwabara, Yuta Chujo, Masanori Wakida, Tomohiro Ushikubo, Kimitaka Hase.
研究の概要:
(脳卒中後地域在住者における麻痺側推進力および歩行速度に関連する歩行パターンの同定:多施設後ろ向き研究)
Annals of Biomedical Engineering
Naoto Mano, Kimihiko Mori, Takayuki Kuwabara, Yuta Chujo, Masanori Wakida, Tomohiro Ushikubo, Kimitaka Hase.
研究の概要:
脳卒中後の片麻痺者は多様な歩行障害を呈するため、個々の患者に合わせたリハビリテーションが必要です。歩行機能の回復において「麻痺した足でどれだけ地面を蹴り出せるか(麻痺肢推進力)」は重要な指標ですが、どのような運動学的特徴がこの推進力と関係しているのかは十分わかっていませんでした。
本研究では、三次元動作解析を行った脳卒中者77名と健常者101名のデータを用い、機械学習の手法を活用することで、股関節・膝関節・足関節・下腿の傾きなど全身114項目の運動学的パラメータの中から麻痺側推進力に関係する特徴量を抽出しました。
その結果、麻痺側の立脚終期における下腿前傾、膝関節屈曲角度、つま先離地時の足関節底屈角度、そして非麻痺側の初期接地時における膝関節伸展角度の4つが、麻痺肢推進力と深く関係していることがわかりました。さらに、脳卒中者をデータに基づいて2つのグループに分類したところ、歩行能力が比較的高いグループでは「麻痺側下腿を前傾させながら足関節で蹴り出す動き」が、歩行能力が低いグループでは「麻痺側・非麻痺側の股関節伸展の非対称性」が推進力により強く関係していることが明らかになりました。
この結果は、脳卒中後の歩行リハビリテーションにおいて、歩行パターンに応じた個別化されたアプローチの重要性を示すものです。今後は本研究の知見をもとに、より効果的なリハビリテーション方法の開発につながることが期待されます。
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