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学部・大学院

研究情報を更新しました

福島助教の共同筆頭論文が国際学術誌「Supportive Care in Cancer」に受理されました

Effects of exercise on gut microbiota in patients with cancer: A Scoping Review
(がん患者における運動が腸内細菌叢におよぼす影響:スコーピングレビュー)

Supportive Care in Cancer

Zhang C, Fukushima T, Tsuchiya Y, Ochi E

研究の概要:
がんや化学療法,放射線治療,ホルモン治療や分子標的治療は,全身性炎症や免疫機能低下,代謝異常,消化管障害などを引き起こし,腸内細菌叢の乱れと関連することが注目されている.一方,健常者では運動が腸内細菌叢に好影響を及ぼすことが示されているが,がん患者における知見は十分ではない.本スコーピングレビューでは,がん患者における運動と腸内細菌叢との関連を整理した.6件の観察研究が対象となり,その結果,運動,身体活動,心肺機能は,腸内細菌叢の多様性やFaecalibacterium,Roseburia,Akkermansiaといった有益な菌,ならびにEnterococcusなどの炎症関連菌の組成と関連する可能性が示された.一方で,対象がん種や運動内容,解析手法の異質性が大きく,また症例数も少ないため,因果関係を結論づけるには至らなかった.今後は,標準化した運動介入によるランダム化比較試験とマルチオミクス解析を組み合わせた研究が求められる。

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