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研究情報を更新しました

中野教授、福島助教の共著論文が「日本がんサポーティブケア学会誌」に受理されました

血液腫瘍患者における低強度運動療法前後の倦怠感の変化に関連する因子

日本がんサポーティブケア学会誌

友田亮平, 福島卓矢, 及川真人, 夏迫歩美, 石井瞬, 田中貴子, 中野治郎, 神津 玲

研究の概要:
入院化学療法を受ける血液腫瘍患者において、低強度運動療法前後の倦怠感の変化と、その関連因子を明らかにすることを目的としました。当院血液内科に入院し化学療法を受け、低強度運動療法を実施した43例を対象としました。運動療法開始時と退院時に、Cancer Fatigue Scale(CFS)による倦怠感のほか、身体機能、疼痛、健康関連QOL(HRQOL)、精神心理指標を評価しました。CFSの変化量を従属変数とし、各項目との関連を重回帰分析により検討しました。その結果、低強度運動療法の前後でCFSは有意に低下しました。また、倦怠感の変化には、運動療法開始時の倦怠感、嘔吐、呼吸困難、痛み、睡眠障害、食欲不振およびHRQOLが関連していました。本研究から、入院化学療法中の血液腫瘍患者において、低強度運動療法前後で倦怠感が改善する可能性が示されました。また、その変化には倦怠感だけでなく、身体症状やHRQOLが関連する可能性が示唆されました。運動療法を実施する際には、倦怠感のみならず、身体症状やQOLを包括的に評価することが重要と考えられます。

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